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実績紹介

日本の伝統美を表現、茶室に着想を得たデザイン「京都千両」

京都千両

歴史と伝統が息づく古都、京都。

京都駅八条口を抜けたすぐ先、京都の新たなシンボルとして誕生したビルの1階に『京都千両』がオープンしました。

『魚べい』『元気寿司』『千両』を展開する株式会社Genki Global Dining Concepts様より、
これまでのチェーン店スタイルを超え、特別な「個店」をつくりたいとご相談頂きました。

『千両』は日本だけでなく海外でもFC展開しており、その多くはデザインに力を入れています。
今回、日本の『千両』ブランドを再構築するために、和の象徴である京都への出店決定。

唯一無二の店をつくるという想いがクロノバデザインの「個店」の考えに共鳴し、ご依頼をいただくことになりました。

和の情緒に心惹かれる、茶室を思わせるデザイン

デザインのコンセプトは「茶室」

一歩足を踏み入れると、京都の街並みを凝縮したかのような情緒豊かな空間が広がります。

エントランスには手水鉢(ちょうずばち)を配置、その先に広がる石畳の通路は、京都の路地を彷彿とさせます。

随所にふんだんに取り入れた格子が全体のアクセントとなっています。

格子には一つずつ照明をあて、紋様が浮かび上がるように表現しました。

個室の手前には坪庭を設置。格子とのコントラストが和の情緒を引き立てます。

お店の主役となるカウンターは、中央に。

テーブル席の一角に設置されたふすまには金クロスを貼り金屏風に。

ふすまは取り外しが可能で、季節やイベントに応じてレイアウト変更が可能。機能性も持ち合わせています。

光と影が織りなす格子の美

「組子」とは、遠く鎌倉時代に発祥したとされる日本の伝統工芸で、くぎや金具などを一切使わず、木だけで繊細な紋様を描きます。

伝統技術と現代デザインを融合させた木製格子の専門木工所である吉原木工所さんに依頼しました。

格子からもれる光の演出は試行錯誤の連続でした。 

光の入り方や影の形が美しく映えるよう、一つひとつの格子の位置や角度をミリ単位で細かく調整しました。

ファサードにも四季をイメージした格子を配置。その繊細な模様からも京都らしい風情を感じさせてくれます。

京都の新たな顔として

海外からの訪問者にも高い人気を誇る京都。

「京都千両」は、京都駅を出て最初に出会う和の空間として、

国内外のお客様に親しまれる京都の新たな象徴となるお店です。

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DETAIL

店舗詳細

STORE 
DATA

店舗情報

店名
京都千両
住所
京都府京都市南区東九条室町48 J'Sビル 1F
Web
https://www.senryo.info/kyoto-senryo/
広さ
74.47坪
竣工
2024年8月
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