アートやカフェ文化で注目されている清澄白河。
その隣の駅に位置する住吉に手作りスイーツやこだわりのコーヒーが楽しめる「NIJIYA CAFE」がオープンしました。
オーナーは子供の頃から住吉に暮らす方。
隣駅の清澄白河の街がカフェをきっかけにカルチャーの発信地として発展する姿を見て、住吉にも地域の方が自慢したくなるようなオシャレなカフェをつくりたいという思いをお持ちでした。
「NIJIYA CAFE」の店名の由来は“虹”から。
虹は夢や自由、幸せの象徴。
夢や希望を住吉の街にあふれさせたいという願いが込められています。
無機質でシンプルなグレーの床、壁。
それに対比するように温かみを感じる木の質感の店内はスタイリッシュで洗練されています。
地域の幅広い年代の方が日常使いしやすくもオシャレであるようにバランスを大事につくり上げました。
素材にもこだわりました。
木部はもちろん本物。カウンター壁面に使用した木は古材を使用しました。
また、クロスは最小限にとどめ、壁やカウンター天板は左官仕上げです。
左官と一口に言っても、カウンターは水を通さない高いデザイン性と強靭な仕上げができるモールテックス製、ソファ後ろの壁は間接照明が映える凹凸の表情がある壁面で、その場所にマッチした仕上げを施しています。
特に驚くのは入口入って右手の壁はコンクリート打ちっぱなしかと思えば、元はタイル貼りだった壁面をコンクリートのように左官で仕上げたとのこと。
そして、店内を引き締めるように吊棚のアイアン部分やカウンター天板と壁面をセパレートするラインをダークグレーで塗装しました。
あえて黒にせず、グレーにすることで引き締めすぎず、柔らかな印象を与えています。
お店のファサードは、白い建物の壁面に映える特注の木製の建具が目印。
外から店内が広く見渡せ、暖かい季節には建具を開け放ってオープンテラスのように使うことができます。
また、段差も無いのでお年寄りやベビーカーを利用するお母さんにも優しいつくりです。
無機質と温かみのバランスが良いデザインは本物の素材によって経年変化も楽しめ、幅広い年代の方が入りやすい雰囲気になりました。
温かい日が当たる店内で、一流ホテルでも提供されている香り高い紅茶と、手作りチーズケーキを味わうひと時は日常の中でほっとできる至福のひと時となることでしょう。
住吉に地域の方が自慢したくなるカフェ1号店が出来上がりました。
DETAIL
店舗詳細
STORE
DATA
店舗情報
- 店名
- NIJIYA cafe & dining
- 住所
- 東京都江東区猿江2-13-12
- Web
- http://www.nijiya.cafe/
- 広さ
- 11坪
- 竣工
- 2018年