「VICTORIA SELFESTE」は、10代後半〜30代をメインターゲットにしたセルフエステ店。サブスクリプションで痩身＆小顔＆ネイル、すべて通い放題でケアできるという新業態です。

今後はフランチャイズ化する予定で、そのための旗艦店を恵比寿・新宿・表参道に立ち上げました。

ターゲット層は美容や流行に敏感な人たちなので、「インスタ映えして、クチコミで広がっていくような、“今”を切り取ったデザインに」というのがクライアント様のご要望でした。

ご担当者様もお客様と同世代で、美容に関する感度がとても高い方。

「こんな方向性でいきたい」というイメージをお持ちで、資料写真もたくさん見せてくれました。

それに対し、こちらもイメージを広げてデザインで返し、さらにまたそれを修正する…という形でキャッチボール。

最終的に、恵比寿はピンクと黒を基調に、モデルたちが闊歩するランウェイ風、

新宿は西海岸をイメージした、きらびやかなパステル調、

表参道は洗練された高級感とポップな遊び心をMIXした店舗に仕上がりました。

それぞれテイストは違いますが、「圧倒的におしゃれで、女子のテンションが爆上げする」のは共通です。

内装は「ピンク」の色一つ、「金」のツヤ一つ、ご担当者様の感性に「コレ！」とハマるまで厳選。

輸入クロスは手配に時間がかかる上に扱いづらいので、ふだんはあまり使わないのですが、今回は意匠の可愛さ重視で一部使用しています。

個室の鏡はハリウッドミラーで、お客様がきれいに撮影できるようライトを設置。店内にはSNS用の“映える”撮影ポイントも設けました。

コレだけデザインにこだわりながらも、一方で新宿店は商業施設の中にあるので、多くの制限をクリアしながらの施工となりました。

課題は多かったのですが、お客様のご要望に無事添えたかと思います。